月も魚も遠いけど。

ブロマンス・BL小説をメインに執筆する瀬名那奈世が創作や生活について語ります。

5000文字ずつ区切って書くとサクサク長編が書ける説

こんにちは! 瀬名那奈世です。

今日は小説執筆のお話です。

 

私は現在、10万文字予定のブロマンス小説を執筆していて、カクヨムでも連載しています。

 

11月の第2週くらいから書き始めたのですが、下書きが4万5000文字まで書きました! あと半分とちょっとです。

 

で、今やっているのが、起承転結をそれぞれ5000文字と決めて書く方法です。

 

これが結構いいので、シェアしたいなーと思いまして。手順を書きますね。

 

※キャラクター設定や物語の構想は終わっている前提です。

 

◯目標が10万文字なので、まずは全5話で構成することにします。

 

つまり、

 

第1話 2万文字

第2話 2万文字

第3話 2万文字

第4話 2万文字

第5話 2万文字

 

ってことです。

 

◯で、それぞれの話の2万文字を【起・承・転・結】の4つに分けます。

 

そうすると、

 

第1話 起 5000文字

第1話 承 5000文字

第1話 転 5000文字

第1話 結 5000文字

 

第2話 起 5000文字

第2話 承 5000文字

第2話 転 5000文字

第2話 結 5000文字

 

第3話 起 5000文字

第3話 承 5000文字

第3話 転 5000文字

第3話 結 5000文字

 

第4話 起 5000文字

第4話 承 5000文字

第4話 転 5000文字

第4話 結 5000文字

 

第5話 起 5000文字

第5話 承 5000文字

第5話 転 5000文字

第5話 結 5000文字

 

という風に、10万文字が20個のパートに分割できます。

 

◯次に、どのパートでどんなエピソードや伏線を入れたいか、現時点で思い浮かんでいるものを最後まで全て書き出します。

 

→ポイントは、起承転結の役割を深く考えないことです。『物語のどのタイミングでそのエピソードを入れるのがしっくりくるのか』という、タイミングだけに注目した方が悩まなくてすみます!

 

(一話の前半でこのネタを入れたい、この情報は物語の真ん中くらいで出したい、など)

 

◯執筆に入ります。

 

とにかく、各パートごと、5000文字書けるまでなんとか踏ん張ります。一行空きなどもなるべく入れないのがミソです。シーンを繋げる練習になりますし、作品全体を読んだ時にブツ切りな印象になるのを防げます!

 

書いていてボリュームが足りないな、と思ったらその時点でエピソードを足して粘ります。多すぎる! と思ったら……私はそのまま書きます(笑) 削ることなら後からいくらでもできますので!!

 

ちなみに私は1万文字書き終わるごとに好きな漫画や本を買っていいことにしました。お陰でめっちゃ執筆が捗ってますし、適当にぽんぽん買うより節約できてます。

 

どうです?

 

多分、この方法は短編が得意な人向けです。5000文字の短編を20本書くイメージ。

 

また、ゴールが明確なので、日々の生活の中でチマチマ執筆しやすいです。1万文字ごとにご褒美もありますからね!

 

短編、中編は何作か書いてるけど、長編にはなかなか手を出せないなーって人は試してみてください。

 

ちなみに、小説執筆が全くの初心者の人や、逆にいくらでも長く書けるぜ! って人には向いてないかもしれないです。

 

なんて、偉そうに言っている私も長編初挑戦ですが(笑)

 

公募や次の新刊に向けて長編執筆中の方々、一緒に頑張りましょー!!